1968年、水戸の不動産会社に入社しました。1972年（当時28歳）の時、会社を1年後に退社して独立することを決心しました。独立するきっかけは2つです。1つは、私の父が地方公務員で生活がぎりぎりでした。2つは、「男30歳にして立つ」という言葉であります。そのために宅地建物取引士を受験して合格。1973年2月（29歳）で退社しました。
私としてはすぐにでも独立を目指しました。父は当然のように反対でしたが、最後には同意してくれました。
同年3月に結婚をしました。当然、無職でした。同年7月、借地だった自宅を事務所にするため、地主様に承諾を得て事務所兼自宅を工務店に発注しました。同年8月中旬、咳がひどかったため水戸赤十字病院で診察を受けると「結核」と診断され、すぐに晴嵐荘（現：独立行政法人国立病院機構 茨城東病院）に入院しました。約8ヶ月の入院を経て、1974年4月に退院しました。
退院後は秋ごろまで右往左往しながら、どのようにすれば生活ができるのかを考えました。そして、まずは地主様に土地を売ってもらうためにどうすればよいか、結果として土地を売却してもらいました。その後、別の地主様にも同じようにアプローチをし、2人の地主様から土地を売却していただきました。現在もその2人の地主様から土地を借地しており、毎月賃料を持参しています。その他、5人の地主様から、土地を借地しています。利用の用途は、駐車場、アパート、転貸借などです。
地主様（オーナー様）およびお客様に対する私の信条は「嘘をつかない」「間違ったら素直に謝る」「相手の立場に立ってお話をする」こととしています。仕事でも私生活でも、初めから誰もうまくはいきません。しかし、自分自身を成長させるためには、会社の人でしたら自分の気持ちを話せる人を多く作ることが大切です。また、常に勉強会（東京）に2ヶ月に1回は行き、その会で自分にとって一番大切なこと1点を持ち帰り、実行することです。出席した他社の人と活発にお話することも大切です。現在はアプリ・パソコン・リモート等で情報を多く受領できます。アナログの新聞でしたら2社以上、月刊誌でしたら2冊以上読みましょう。
私は後期高齢者ですが、代表である限り"私たちの幸せ""お客様の幸せ""社会の幸せ"の為に、全社員一丸となって取り組んでまいりますので、宜しくお願い致します。